アフターピルの処方理由

顎に手を当てて考えているカップル

アフターピルは、避妊に失敗した性交後に、妊娠を回避するために処方してもらいます。
コンドームの破損や装着ミスなどの理由で避妊できなかった場合には、アフターピルを取り扱っている婦人科をすぐに受診します。
アフターピルは、ヤッペ法という中用量ピルを2回飲む方法と、日本初の緊急避妊薬であるノルレボ錠を1回飲む方法があります。
いずれも、性交後なるべく早く、72時間以内に服用します。
受精卵の着床が終わっていれば効果がありません。
早く服用した方が効果が高いので、すぐに婦人科に問い合わせて受診してください。

ヤッペ法では、1回目の服用後12時間後に2回目を服用します。
ヤッペ法の場合、中用量ピルのため、吐き気を感じる人が多く、嘔吐する人も少なくありません。
服用後、短時間のうちに嘔吐してしまうと、薬の成分が吸収されていない可能性があるため、再度服用しなければいけません。
そのため、吐き気止めも一緒に処方されることがあります。

ノルレボ錠は、副作用が少なく、1度の服用で済むのがメリットです。

アフターピルは緊急避妊のために処方されるもので、万が一のときのために予備用に処方してもらうことはできません。
処方されると、通常はその場で服用します。
アフターピルで緊急避妊できる確率は、時間内に正しく服用した場合でも、ヤッペ法で85%程度、ノルレボ錠で95%程度で100%とは言えません。
避妊の成功がわかるのは、服用後、生理があったときです。

生理予定日から1週間しても生理が来ない場合には医師に相談しましょう。
また、アフターピルで排卵が遅れて、その後の性行為で妊娠することもありますので、妊娠を望まないなら、避妊を確実に行ってください。